全国高校総体(インターハイ)は26日、福岡県北九州市の北九州メディアドームなどで行われた。県勢は、自転車の男子スプリントで榊枝天旺(てお)(学法石川3年)が10秒801で準々決勝に進出。男子4000メートル団体追い抜きは、学法石川が12位、白河実が14位でともに予選敗退だった。27日に総合開会式が行われる。
▽男子スプリント予選〈1〉榊枝天旺(学法石川)10秒579=1回戦進出〈33〉橋本大希(白河実)11秒571=落選▽男子スプリント1回戦「1組」〈1〉榊枝天旺(学法石川)10秒801=準々決勝進出▽男子4000メートル速度競走予選「1組」〈7〉沢田虹太郎(学法石川)=落選「5組」〈6〉高橋星那(平工)=落選
堂々10秒台「力出せた」
自転車の男子スプリントの榊枝は、予選後の1回戦で10秒台の好タイムを記録し、準々決勝に駒を進めた。27日に行われる同レースと準決勝を勝ち抜けば、28日の決勝に進出できる。
試合前日から体調が優れなかったというが、予選、1回戦ともに首位で通過し「少し不安だったが、今の力を出し切ることができた」と表情を緩ませた。トラック2周を走り着順を競う同種目。この日は、序盤は相手の様子を伺い、残り200メートルで一気に加速して相手選手を突き放した。
昨年のインターハイは準優勝。「自分の走りをして必ず決勝に進出する」と決意を口にした。