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酒気帯び運転やわいせつ発言、自衛隊員2人懲戒処分

08/31 07:30

 陸上自衛隊福島駐屯地(福島市)は30日、同駐屯地業務隊の1等陸曹(50)、第44普通科連隊の50代隊員を懲戒処分にしたと発表した。1等陸曹は酒気帯び運転をしたなどとして停職4カ月、50代隊員は部下隊員にわいせつな発言をしたなどとして減給1カ月(10分の1)とした。処分はいずれも同日付。

 同駐屯地は特定につながるとして2人の性別などを明らかにしていない。同駐屯地によると、1等陸曹は2022年11月3日午後10時50分ごろ、福島市で酒気帯び状態で自家用車を運転し、電柱に衝突する事故を起こした。警察官が目撃して発覚した。略式起訴され、罰金刑が出されたという。1等陸曹は同日午後1時から2時間ほど飲酒していたとし、「時間が経過していたため大丈夫だと思った」などと話しているという。

 50代隊員は、22年3~9月ごろ、複数回にわたり、執務室で数人の部下に対する休暇前の服務指導の際、「性器」や「性交」などわいせつな発言をして相手を不快にさせた。部隊に内部から通報があり、発覚した。50代隊員は「深く反省している」などと話しているという。

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