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車いすラグビー・橋本活躍で連勝、三春からエール パリ・パラリンピック

08/31 09:50

声援を送る町民ら=30日午前3時ごろ、三春町・まほら

 パリ・パラリンピック第2日の29日、車いすラグビーが始まり、1次リーグA組の日本は初戦でドイツを55ー44で下した。30日の米国戦も45ー42で競り勝ち2連勝。橋本勝也(22)=日興アセットマネジメント、三春町出身=はドイツ戦で17得点、米国戦では18得点と活躍した。

 また、石川優衣(27)=東京・三鷹市役所、郡山市生まれ=が出場した車いすバスケットボール女子の日本は1次リーグ初戦でオランダに34ー87で敗れた。

 パリ・パラリンピック車いすラグビーの初戦を迎えた橋本を応援しようと、三春町は30日、同町のまほらで日本ードイツ戦のパブリックビューイング(PV)を行い、参加者が橋本の攻守にわたる活躍と快勝を喜んだ。

 町と橋本勝也選手後援会の共催。同日未明の開催となったが、坂本浩之町長や橋本の同僚だった町役場職員らを中心に約40人が参加。応援うちわなどを手に試合を見届けた。橋本の姿がテレビモニターに映ると大きな声援が送られ、試合後半は要所で橋本が得点を決めるたびに勝也コールが湧き起こった。

 7月に設立した後援会の設立発起人となった安斎和夫さん(73)は「3年前の東京大会よりもスピードとパワーが付いている」とたたえ、「金メダルを期待して地元から盛り上がっていきたい」と話した。町は日本が決勝進出を決めた場合、パブリックビューイングを開催する予定。

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