立憲民主党代表選で野田佳彦元首相が新代表に選出されたことを受け、本県関係の党所属国会議員は新体制で政権交代の実現を目指す決意を新たにした。
玄葉光一郎元外相（衆院福島３区）は「野田氏は胆力、人間力、見識を備えており（手腕に）期待したい。政権交代した場合、首相にふさわしいのは野田氏だ」と評価した。投票先について、玄葉氏は野田氏を支持すると明言した一方、代表選に立候補した吉田晴美衆院議員の推薦人となった経緯があり、１回目については明らかにしなかった。決選投票では野田氏に投票した。
金子恵美衆院議員（福島１区）は「政権交代の実現に向けて一丸となり、全力で働いていきたい」と強調した。一方で、金子氏は「今の党の考え方に沿った政策を忠実に実現できる」との理由で、１回目、決選投票ともに枝野幸男前代表に投票したと明らかにした。
馬場雄基衆院議員（比例東北）は「挙党一致で（新体制を）盛り上げていきたい」と述べた。代表選挙管理委員会の委員を務めた経緯を踏まえ、投票先については「中立公正の立場から公表は差し控えたい」とした。
県連代表の小熊慎司衆院議員（福島４区）は取材に応じなかった。福島民友新聞社のこれまでの取材に、１回目の投票で敗れた泉健太氏を支持する意向を示していた。
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