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ボッチャ「銅」の遠藤裕美選手、福島市スポーツ賞に笑顔 市役所で授与式

09/26 09:00

木幡市長から福島市スポーツ賞を受けた遠藤選手(左)

 福島市は25日、パリ・パラリンピックのボッチャ個人女子(脳性まひBC1)、団体の両種目で銅メダルを獲得した同市の遠藤裕美選手(38)=県ボッチャ協会=に市スポーツ賞を贈った。

 遠藤選手はボッチャの日本勢女子個人では初めてとなるメダルを獲得した。市役所で授与式が行われ、木幡浩市長が「障害があってもスポーツを楽しめることを示してくれた」と賞状などを手渡し、遠藤選手は「ボッチャをやってきてよかった。自分のプレーを見てボッチャをやりたいと思ってくれたらうれしい」と笑顔で語った。

 市役所1階には、遠藤選手らの功績をたたえる横断幕が掲げられ、職員らが拍手で出迎えた。遠藤選手の母さとみさんと県ボッチャ協会の村上光輝副会長が同席した。

 市スポーツ賞の過去の受賞者は、同市出身で元サッカー女子日本代表監督の高倉麻子さん、同市のエアレースパイロット室屋義秀選手、2022年の大相撲春場所で初優勝した同市出身の若隆景関(本名大波渥、荒汐部屋)の3人。

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