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芸大トリオ「箏と十七弦」 10月6日に開成山大神宮で公演

09/26 09:30

左から黒須里美さん、中嶋ひかるさん、村沢丈児さん

 郡山キャナル国際音楽祭の邦楽コンサート「箏と十七弦」は10月6日午後2時から、郡山市の開成山大神宮で開かれる。郡山を拠点に活躍する村沢丈児さんに東京芸大邦楽科で同級生だった2人が加わり、息の合った合奏を繰り広げる。

 村沢さんは箏、三味線、尺八、胡弓、笙などを操る和楽器マルチプレーヤー。今回は自作の「アテルイ」が演奏曲に入る。

 中嶋ひかるさんは仙台市出身で十七弦への思い入れが強い。十七弦は大正時代に箏曲家の宮城道雄が生み出し、重低音が魅力の楽器で合奏の魅力を高める。黒須里美さんは宇都宮市出身で箏を得意とし、多数の受賞歴を誇り、後進の指導も含め幅広く活躍している。

 曲はほかに「五節の舞」(沢井忠夫作曲)、「約束のウタ」(池上真吾作曲)など。全席自由で3500円。チケットは開成山大神宮(電話024・932・1521)などで取り扱うほか香音(同024・911・9115)のウェブサイトで購入できる。

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