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五輪メダリストが川俣に 11月下旬、フェンシング代表ら講演や技術指導

09/26 10:30

(左から)橋本寛コーチ、永野雄大選手、見延和靖選手(いずれも日本フェンシング協会提供)

 パリ五輪で金メダルを獲得するなどしたフェンシング男子日本代表の選手らが11月下旬、福島県川俣町でイベントに参加する。講演会や子どもたちへの技術指導を通して町民と交流する予定で、町が詳細を検討している。町への取材で分かった。

 来町するのは、橋本寛コーチ(59)=NEXUS FENCING CLUB=とフルーレ団体で金メダルを獲得した永野雄大選手(25)=同、エペ団体で銀メダルの見延和靖選手(37)=同=の3人。

 橋本コーチは東京都出身で1992年のバルセロナ五輪に男子サーブル代表として出場。その後は川俣高や福島商高、岩瀬農高などでフェンシング部を指導するなど、県内の競技力発展に携わってきた。パリ五輪後に町が訪問を依頼したところ、メダリストも含め快諾してくれたという。

 訪問日は11月下旬で調整しており、町内の小学生~高校生約400人に向けて講演会を開く予定だ。町民も200人程度参加できるように準備しており、競技に取り組む子どもたちへの技術指導も行う。川俣高フェンシング部の本間陽向(ひゅうが)さん(2年)は「五輪を見ていてうらやましかった。技術的な話などを聞けたらうれしい」と期待を寄せた。

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