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10月1日から「にぎわい広場」 福島駅東口再開発、26年2月着工まで活用

09/27 07:30

 福島市のJR福島駅東口の再開発事業を巡り、福島市は10月1日、再開発エリアの一部をイベントや日常で使える「駅前にぎわい広場」として活用を始める。休憩や飲食、イベント利用などを想定しており、市と駅東口地区市街地再開発組合は、着工予定の2026年2月下旬まで、広場を通してまちなかににぎわいを創出したい考えだ。

 木幡浩市長が26日の記者会見で明らかにした。広場は福島医大福島駅前キャンパス側の立体駐車場などを整備するエリアで、面積は約2500平方メートル。9月議会に提出した一般会計補正予算案に関連予算として1600万円を計上、可決された。市によると、既に秋祭りや街コスなどの申し込みがあるという。広場には今後、ベンチやテーブルを設置する予定で、廃材の活用や市内の学生との連携などを検討している。ただ、設置まで時間がかかることから、市はベンチやテーブルなどの提供を募っている。木幡市長は「公費節約のためベンチなどを譲ってもらい、市民の協力で(広場を)つくり上げたい」と語った。

 イベントで使用できる時間は午前7時~午後9時。イベント利用などは市のホームページから申し込む。問い合わせは市市街地整備課(電話024・523・3763)へ。

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