東北の特産品や文化を発信するイベント「2024なかの東北絆まつり」が26日、東京都中野区役所周辺で2日間の日程で始まった。福島県など東北6県のご当地グルメなどが販売され、多くの人でにぎわった。
ステージで仙台すずめ踊りやねぶた囃子(ばやし)など多彩な郷土芸能が披露された。本県からは福島市の福島わらじまつりが参加している。
福島民友新聞社など東北七新聞社協議会による「とうほく未来Genkiプロジェクト」の販売ブースには秋田県の地酒や宮城県の笹(ささ)かまぼこなどが並んだ。
家族と一緒に訪れた中野区の会社員小田明希(あき)さん(39)は山形県の芋煮を味わい「体が温まっておいしい」とほほ笑んだ。
なかの東北絆まつりは、中野区などによる実行委員会の主催。東日本大震災からの復興を支援する「東北復興大祭典なかの」として2012年に始まった。