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裏金問題でパーティー控えか 県内政党、収入6.8%減の20億1573万円

2025/11/26 08:20

 福島県選管は25日、県内の政党や政治団体が提出した2024年分の政治資金収支報告書を公表した。衆院選などがあった一方で政治資金パーティーなどの事業収入は大幅に減少。収入総額は20億1573万円と前年から6.8%の減少となった。自民党派閥による政治資金問題の表面化でパーティーを控える動きが影響したとみられる。

 政治資金パーティーの開催団体は前年の11団体を大きく下回る2団体のみにとどまり、事業収入は前年から72.1%減少の3619万円となった。政治団体間の寄付額も前年比36.3%減となるなど政治資金問題の影響が顕著だった。収入総額は前年からの繰越額が減ったことも影響し、1989年以降では新型コロナウイルス禍の2020年に次ぐ2番目の低さだった。

 項目別では衆院選などの影響から交付金収入が前年比31.8%増の5億5713万円で最も多く、寄付が同13.6%減の4億6270万円で続いた。寄付は政治団体間と個人は減少したものの、法人などからの寄付はわずかに増えた。党費・会費は同0.5%減の1億6214万円だった。

 政党別では、自民党が7億3984万円(前年比1.6%増)でトップ。交付金が大きく増えたほか、寄付額も政党で最多だった。共産党が4億8192万円(同6.4%減)、立憲民主党が1億2809万円(同18%増)、公明党が6851万円(同34.5%減)、国民民主党が2784万円(同4.9%増)、社民党が921万円(同7.2%減)、参政党が477万円(同46.8%減)と続いた。日本維新の会は収入がなかった。

 支出総額は12億3771万円で、前年と比べて11.5%の減少だった。最多は人件費の3億1869万円、そのほか寄付・交付金が2億5299万円、組織活動費が2億1712万円、事務所費が1億5534万円などとなった。

 政治団体は961 、2増

 政治団体数は衆院選や市町村長選などの影響で前年度から2団体増えて961団体となった。このうち政治資金収支報告書を提出したのは805団体で提出率は前年を1.1ポイント下回る83.8%だった。国会議員関係は29団体全てが提出した。

 政党を除いた政治団体のうち収入総額が1000万円を超えたのは11団体で前年から6団体減った。収入が最も多かったのは3年連続で県医師連盟の3769万円。2位は県看護連盟の3430万円、3位は内堀雅雄政策懇話会の2817万円だった。

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