シャープ、営業損失58億円 2年連続の赤字

08/09 15:42

 シャープの営業損益(4~6月期)

 シャープが9日発表した2024年4~6月期の連結決算は、本業のもうけを示す営業損益が58億円の赤字だった。赤字は2年連続。スマートフォン向けなどの中小型液晶パネル事業の不振が響いた。外国為替相場が円安基調で推移したことも影響した。海外で生産した家電を国内で販売する際の利益が減少した。

 24年4~6月期の純損益も12億円の赤字。前年同期は55億円の黒字だった。売上高は1・7%減の5319億円となった。

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line