競泳男子の本多灯(イトマン東進)が26日、東京都内で取材に応じ、200メートルバタフライで2大会連続のメダルが期待されながら予選落ちに終わったパリ五輪について「気持ちの問題がほとんど」と振り返り、精彩を欠いた原因に精神面を挙げた。次回のロサンゼルス五輪に向け、本番で本領を発揮できるように日常生活の過ごし方から見直す考えで「強い心と体を持てるようにしていきたい」と語った。
9月までは休養に充て、次戦は未定という。
今春に社会人となった本多はこの日、イベントで初めて子どもたちに水泳を指導した。「僕も学ばせてもらった。すごく楽しかった」と笑顔を見せた。