【パリ共同】パリ・パラリンピックの車いすテニス男子シングルスで初出場優勝を目指す小田凱人(東海理化)が26日、パリのローランギャロスで初練習した。同じ会場で行われる四大大会の全仏オープンは2連覇中。「いいイメージしかない」という好相性の赤土のコートでショットの感触を確かめた。
時折、強い日差しが照りつけるセンターコートで約2時間、ダブルスでペアを組む三木拓也(トヨタ自動車)らと共に精力的に打ち合った。練習前にはコート上で記念撮影やスタッフと談笑するなど、リラックスした様子だった。
名前の由来はパリの凱旋門。「五輪を超える衝撃を与えたい。期待してもらっていい」との自信を胸に開幕を待つ。