やおよろずの神々が全国から出雲大社(島根県出雲市)に集う日とされる29日夜、大社近くの稲佐の浜で「神迎神事」が営まれた。旧暦10月10日に当たり、浜は大社に祭られる大国主命と天照大神の使者が国譲りを話し合った場所とされる。
神々を浜から出雲大社に迎える神職らの行列も6年ぶりに実施。新型コロナウイルス感染対策や悪天候で中止が続いていた。
旧暦10月は各地の神が留守になるため「神無月」といわれるが、神々が集まる出雲地方では「神在月」と呼ばれる。1年間の農業や縁結びにまつわる話し合いをすると伝えられる。12月6日の「神等去出祭」まで関連行事が続く。
