NHKは26日、千葉・幕張メッセで開幕した大型ゲームイベント『東京ゲームショウ2024』（TGS）にブースを初出展した。ビジネスデイの1日目で、異例のブース出展に会場にいたゲーム関係者からは「え、なんでNHKさんが？」「NHKのブースだ」など驚きの声があがった。
【写真】すげぇ！『FF』関係者が描いた絵 NHKブースの様子
今回のブース出展は、NHKが制作・放送するゲーム関連の番組がブースを出展するもので、ゲーム教養番組『ゲームゲノム』をはじめ、番組の裏側を知れる様々な設定資料や体験型コンテンツ、スタジオの美術セットなど展示。
28日のメインステージで行う特番『NEW GAME ＋』公開収録の出演者は「ゲームゲノム」や「神ゲー創造主エボリューション」などのMCを務め、＜NHK×ゲーム＞の顔として活躍する三浦大知のほか、『モンスターハンター』シリーズのプロデューサーである辻本良三やゲームジャーナリストとして活躍する徳岡正肇を招き、最新トレンドからホットな技術革新、市場動向分析までゲームの最前線を徹底的に深掘りしていく。
さらに、トークショーに加えて「これからのゲーム業界」を独自にリポートし、10月5日深夜に特番『NEW GAME 王ラス』としても放送。NHKが贈る“ゲームニュース番組”の公開収録イベントでとして、ステージ終盤ではサプライズゲストに加え、今後の番組展開について発表する。
小さなブース初出展だったが、多くのゲーム関係者が足を止め「NHKが東京ゲームショウ！？」「なんでNHKがここにいるんだ？」などと驚きつつ、担当者と意見交換していた。
なぜ、今回ブース出展をしたのか？担当者に聞くと、「NHKもゲーム番組を放送しているので、ゲーム関係者やファンの方々に認知してもらうべく出展いたしました」と説明し、「初出展で小さなブースなので不安はありましたが、反応は上々で一般公開日が楽しみです」と早くも反響に手応え。
また、「制作している番組は、ゲームのエンタメ性を強く出すのではなく、あくまでゲーム教養番組として制作しています。ゲームのプレイ体験を通して受け取ってきた大切な感情や価値観に迫り、なぜそのゲームが面白いのか、語り継がれていくのか…ゲーム関係者を番組に呼んで徹底分析しています」とNHKとして本気にゲームと向き合い番組制作をしていることを伝えた。
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