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板垣李光人、お気に入り作品は「肩と首を痛めながら」制作 初の個展開催へ

09/26 14:18

  • エンタメ総合
「肩と首を痛めながら」制作したことを明かした板垣李光人(C)ORICON NewS inc.

 俳優の板垣李光人(22)が26日、東京・渋谷PARCO B1F「GALLERY X BY PARCO」で行われた個展『愛と渇きと。』開催記念取材会に出席。お気に入りの作品を紹介した。

【画像】板垣李光人のお気に入りは『華』

 趣味でアートをたしなみ、NFT作品の販売やファンイベントでのイラスト作品展示なども行ってきた板垣。自身初の個展となる同展では、かねてより描いてきたデジタルイラストと、映画『ブルーピリオド』(8月9日公開)の撮影を機に制作に取り組むようになった油絵とが組み合わせられた、複合的なキャンバスアートを中心に展開される。

 特にお気に入りの作品を問われた板垣は、「毒の支配」から「毒を支配」へ昇華する様子を描いた『華』を紹介。「デジタルで描いたものを印刷して、その上から油絵をいれています。この作品は、布で作った花のモチーフを使っています」と技法を説明。「すべての感情を描いていますし、アート、ファッション、芝居がひとつに詰まっている作品です」とお気に入りのポイントを熱く語り、「花のモチーフを作るのにも小さくなりながら縫って作っていました。肩と首を痛めながら作っていたので、そういう意味でも思い入れがあります」と制作過程を明かした。

 「役者として先にテーマを決めてから、ストーリーのようにしたいという思いがあった」という板垣のこだわりが反映された同展。「テーマはすぐに決まってラフを書いたりして、作品(の撮影)に入って描けない期間もあったのですが、トータルで4、5ヶ月くらいかかったのかなと思います」と振り返り、「ラフにフラッと、買い物のついでに寄ってみるくらいのつもりで見ていただけたらうれしいですし、アートというのもそういう存在であればと思います」と謙きょにアピールした。

 あす27日から10月7日まで渋谷PARCO B1F「GALLERY X BY PARCO」、10月12日から20日まで愛知・名古屋PARCO 西館6F「PARCO GALLERY」、10月25日から11月10日まで大阪・心斎橋PARCO 9F「EVENT SPACE」で開催される。

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