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鈴木伸之、令和版“サラリーマン金太郎”に大抜てき、前後編二部作を連続公開決定

09/27 07:04

  • 映画
鈴木伸之“令和版”金太郎を熱演

 連載開始から30年の時を経て、本宮ひろ志の漫画『サラリーマン金太郎』が、俳優の鈴木伸之を迎え、令和の時代に新たに映画化。新たな金太郎の誕生を告げる『サラリーマン金太郎【暁】編』を来年(2025年)1月10日より、金太郎が日本を牛耳る巨大利権に立ち向かう『サラリーマン金太郎【魁】編』を2月7日より、前後編二部作での連続公開が決定した。鈴木は「力余すことなく挑戦した作品です。皆様に少しでも愛される作品になりますように」とコメントを寄せている。

【画像】原作漫画の書影

 平成の世を駆け抜けた伝説のサラリーマンが令和の日本に帰って来る!漫画家・本宮ひろ志が22年にわたって描き続けた『サラリーマン金太郎』は、これまでにも高橋克典、永井大の主演でテレビドラマ化や映画化がされてきた。そして連載開始から30年を経て、破天荒な元ヤンサラリーマン、矢島金太郎の三代目に鈴木伸之が就任。

 鈴木は「脚本からにじみ出るキャラクターの芯の強さを大切にしながら、言葉一つ話すのも難しく感じてしまうこのご時世に型破りに突き進んでいく令和版金太郎を演じていてとても爽快」だったと撮影を振り返り、「時代と逆行する金太郎が社会とどう対峙していくのか見届けていただけたらうれしいです」と願っている。

 原作漫画や過去の映像化の頃とは時代が変わり、コンプライアンスが厳しい今の時代に、元暴走族のヘッドでマグロ漁師からサラリーマンの世界に飛び込んだ金太郎は、行動力や腕っぷしを武器に信念を貫き通すことができるのか?

 「今の時代に合わせた新しい設定、ストーリーになっています」と前田利洋プロデューサー。時代にあわせた“アップデート”を重ねたが、むしろ「その彼の<正しさ>と<強さ>は新しい日本へアップデートするための手掛かりになると確信しています」と意気込むのは、監督を務めた下山天。

 譲れないものは絶対に譲らない。自分の道を真っ直ぐに突き進む新・金太郎が、現実の壁を痛快&爽快に突き破っていく。そんな金太郎を取り巻く、登場人物たちを演じるキャスト陣は後日発表される。

■主演:鈴木伸之のコメント

矢島金太郎役を務めさせていただきます鈴木伸之です。
お話をいただきとても感謝しています。
脚本からにじみ出るキャラクターの芯の強さを大切にしながら、言葉一つ話すのも難しく感じてしまうこのご時世に型破りに突き進んでいく令和版金太郎を演じていてとても爽快感を感じました。
時代と逆行する金太郎が社会とどう対峙していくのか見届けていただけたらうれしいです。
毎日喉が枯れヘトヘトになって帰路についた日々が懐かしいです。力余すことなく挑戦した作品です。皆様に少しでも愛される作品になりますように。

■監督:下山天のコメント

危うきものは排除するコンプライアンスに縛られた今の時代に、大義のためならルール違反もいとわぬ型破りなサラリーマンが存在し得るのか…。
いやいや、さまざまな制約でがんじがらめの現代だからこそこそ、我らは矢島金太郎の出現を待っている。
その彼の<正しさ>と<強さ>は新しい日本へアップデートするための手掛かりになると確信しています。

■プロデューサー:前田利洋のコメント

政治への不信、広がる格差社会、将来への不安しかない今の日本。言いたい事も言えない世の中だからこそコンプライアンス無視の破天荒な男、矢島金太郎が必要だと思いました。
金太郎のストレートで熱い想いが人々の心を動かし、会社で成り上がって行く姿に、胸がスカッとし、背中をちょっと押される事でしょう。

今の時代に合わせた新しい設定、ストーリーになっています。そんな令和版の新しい金太郎役には鈴木伸之さんがピッタリだと思いました。その体格、風格、力強いまなざし全てが今までにない金太郎になっています。
令和版の『サラリーマン金太郎』にご期待ください。

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