俳優の橋本環奈が主演を務める、連続テレビ小説『おむすび』(月~土 前8:00 NHK総合 ※土曜日は1週間の振り返り/月~金 前 7:30 NHK BS、BSプレミアム4K)が30日にスタートする。このほどインタビューに応じた橋本は、放送前から期待の声があがっている“ギャル”についてのエピソードを語ってくれた。
【写真】衝撃ビジュアル…”金髪ギャル”に変身した橋本環奈
今作は、“どんな困難も明るくたくましく乗り越える”をモットーとする平成時代のギャルが、人々の健康を支える栄養士となり、現代人が抱える問題を“食の知識とコミュ力”で解決しながら、目には見えない大切なもの(縁・人・時代)を次々とむすんでいく、平成青春グラフィティ。
橋本が演じるヒロイン・米田結は、平成に元号が変わった最初の日に生まれる。自然豊かな福岡県・糸島で育ち、そのせいか、どんなものでもおいしそうに食べる。「おむすび」は、幼いころにつけられた結のあだ名だが、本人はあまり気に入っていない。
幼少期は神戸で暮らしていたが、阪神・淡路大震災で被災し、福岡・糸島に移住する。青春時代を糸島で過ごし、やがて栄養士を目指し学び始める…といった役どころだ。
作中のキーワードとなる「ギャル」について橋本は「演じていてすごく思うのは、『あ、ギャルって心意気なんだな』って。好きなことを貫く、周りの目を気にしないとか“ギャルの掟”みたいなものが出てくるんですけど、今の世の中ではSNSとかもあって、周りの目を気にするなって言っても気にしてしまうし…。そういうことでも好きなことをとことんやる、周りに何を言われてても自分が好きだと思ったら貫けっていうギャル魂って大事なんだなと思っています」と語り「ギャルってすてきだなって日々思って撮影をしています」と笑顔を浮かべた。
劇中では平成を象徴するようなアイテムが続々と登場する。「こんなローライズを履いていたんだなって。もう腰履きじゃん!みたいな(笑)。今と全然違いますからね。逆に一周回って新鮮だなって思いました」と印象を話しながら、「自分では選ばないファッション」も撮影の楽しみの一つとなっているようだ。
また「フルのギャルメイクは、凄く時間がかかりました。茶色いチョコレートみたいなファンデーションを塗って、バッサバサなつけまつ毛、キラキラのラメを付けたりして。唇にも油を塗ってるんじゃないかってくらいのテカテカの口紅を唇に乗せたりして。本当に自分じゃないみたいで楽しかったです」と笑いながら回想。
博多ギャル連合総代表・真島瑠梨(ルーリー)役の“みりちゃむ”こと大木美里亜から「いろいろアドバイスして貰いました。」といい「本物のギャルがいると違うなってみんなで言ってました(笑)。みんなでワイワイしながらギャルとして盛り上がれて楽しかったです」と現場の空気感も明かした。
橋本が演じる結の“変貌ぶり”については、作品内外でも反応が大きいようで「台本でお父さん(北村有起哉が演じる父・米田聖人)が『どれが結なんだ?結はどこだ?』っていうシーンがあったんですけど、そんなことはないだろうと思ってました」。しかし「実際に(橋本本人の)お父さんに写真を送ったら『これ、誰ね?』って本当に私って気づかなかったんですよ(笑)」とこぼれ話も披露し、放送への期待感を高めてくれた。
橋本環奈、朝ドラで“ギャルメイク”挑戦 激変ぶりに「お父さんが私って気づかなかった…」
09/28 07:00
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