マーベル・スタジオ映画『サンダーボルツ*』超クセ者“ヴィラン”たちの心の闇も垣間見える最新予告映像

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  • 映画
『サンダーボルツ*』(2025年GW公開)(C) 2024 MARVEL.

 マーベル・スタジオの劇場公開作品『サンダーボルツ*』(2025年GW公開※US公開:2025年5月2日)の最新予告映像が、ブラジル・サンパウロにて開催されたディズニーファンイベント「D23 ブラジル」にて解禁された。

【動画】新たなバトルの幕開けを予感させる最新予告

 これまで、マーベル・スタジオは、ヒーローとヴィランによる激しく、ドラマチックな戦いの数々を描き、世界中を魅了してきた。そこには、正義感にあふれ世界の人々のために戦うヒーローだけではなく、想像を絶するパワーや強い意志を胸にヒーローたちに抗う、魅力的な“ヴィラン”たちの存在が必要不可欠だった。

 本作では、そんなかつてのヴィランたちの中でも、訳あり超クセ者6人のキャラクターが「サンダーボルツ*」というチームとしてまさかの集結を果たすこととなる。監督は、A24製作の配信ドラマ『BEEF/ビーフ ~逆上~』や、『ペーパータウン』(2015年)を手がけた新鋭ジェイク・シュライアーを務める。

 今回解禁されたのは、何をしでかすか分からない「サンダーボルツ*」のメンバーたちの姿を捉えた最新予告。冒頭から、彼らの一筋縄ではいかないチームアップの様子がうかがえる。謎の敵に追われているエレーナ、ジョン・ウォーカー、レッド・ガーディアン、ゴーストの4人。反撃を試みるものの、全く足並み揃わず既にしっちゃかめっちゃか状態…。そこへ救世主の如く現れたのは、エレーナらと同じく、一度はヒーローと対立したことのあるバッキー・バーンズ!

 いとも簡単に敵を撃退してくれたかと思いきや、突如エレーナらにも銃口を向けてきて、早くも抗争の予感!?だが次の瞬間、シーンは変わり、なぜかバッキーもエレーナらと肩を並べ、謎の多きCIA長官ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ(『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』、『ブラック・ウィドウ』等)のもとへ。そこは過去にアベンジャーズの戦いの舞台となった“あのビル”だった…。

 事あるごとに憎まれ口をたたき合い、互いに武器を突きつけ合ってしまうほど、一見相性最悪の彼ら。かつて悪事に手を染めた“ならずもの”たちが、今回「サンダーボルツ*」として結集した目的とは、そして謎の人物ボブの正体は一体?

 また同映像では、軍事工作や殺人など、過去に犯した悪事に縛られ、それぞれの心に闇を抱えるヴィランたちの葛藤も垣間見える。彼らは果たして、過去の自分と決別し、変わることができるのか?

 映像の終盤では、その問いをエレーナに投げかけ、身を挺してメンバーたちを庇う頼もしきバッキーの姿が映し出され、彼を筆頭に、ちぐはぐだった彼らが団結し戦いに挑んでいくことを予感させる。

■『サンダーボルツ*』のメンバー

▼ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフの妹で、かつてロシアのスパイ組織で洗脳を受け、高い戦闘能力を誇る暗殺者だったエレーナ(演:フローレンス・ピュー)。登場作品:『ブラック・ウィドウ』、ドラマ『ホークアイ』

▼ナターシャと、エレーナの父で、キャプテン・アメリカを宿敵としてライバル視していた、ロシアが生んだスーパーソルジャー、レッド・ガーディアン/アレクセイ(演:デビッド・ハーバー)。登場作品:『ブラック・ウィドウ』

▼キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースの幼なじみで、かつて悪の組織による洗脳・肉体改造が施され、暗殺者としてキャプテン・アメリカに立ちはだかったウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ(演:セバスチャン・スタン)。登場作品:「キャプテン・アメリカ」シリーズ、『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』等

▼陸軍での活躍を買われ2代目キャプテン・アメリカに任命されるも、世間からのプレッシャーに追い詰められ任務中に失態をおかし、その肩書と権限をはく奪されたUSエージェント/ジョン・ウォーカー(演:ワイアット・ラッセル)。登場作品:『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』

▼驚異の身体能力とコピー能力を持ち、キャプテン・アメリカなどアベンジャーズたちの技も使いこなす暗殺者として、ナターシャやアレクセイらに立ちはだかったタスクマスター/アントニア・ドレイコフ(演::オルガ・キュリレンコ)。登場作品:『ブラック・ウィドウ』

▼幼い頃、不慮の事故に見舞われ、あらゆる物体をすり抜ける“幽霊”のような特殊な身体となってしまったゴースト/エイヴァ(演:ハナ・ジョン=カーメン)。登場作品:『アントマン&ワスプ』

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