1966年の静岡県一家4人殺害事件で再審無罪が確定した袴田巌氏の姉秀子氏(92)が2日、都内で行われた『Public of The Year 2025 授賞式』に登壇。賞を受けたのは初めてといい「今は大変幸せ」と喜びをかみしめた。
【写真】受賞に喜び!オーラをかもすミャクミャク(全身ショット)
秀子氏は、社会を動かした人物と行動を、その年の象徴としてたたえる賞の学術・文化部門を受けた。秀子氏は「15歳から社会に出ているんですが、賞というものをもらったことがなかった。きょうはこんな立派な賞をいただき、うれしく思っている」と受賞を喜んだ。
事件発生からの58年間について「死刑囚にされてたまるかという気持ちで戦ってきた。今は大変幸せだと思っている」と話した。92歳にしても、社会貢献の思いは持ち続けており「巌だけが助かればいいとは思っていない。その方たちをお助けしなければならない」と意欲を新たにしていた。
「Public of The Year」は、社会動向と個々の活躍を広く観察するメディアや団体の審査員10人が、企業・事業、学術・文化、芸能・スポーツの3部門で受賞者を選んだ。授賞式のメインMCは俳優の江口洋介、司会進行はフリーアナウンサーの中川安奈が務めた。
■「Public of The Year 2025」受賞者
【企業・事業部門】
藤本壮介氏(建築家、藤本壮介建築設計事務所代表)
井田奈穂氏(あすには代表理事)
河合祐子氏(高知銀行頭取)
【学術・文化部門】
鈴木俊貴氏(動物言語学者)
袴田ひで子氏
王谷晶氏(作家)
【芸能・スポーツ部門】
ミャクミャク(大阪・関西万博公式キャラクター)/山下浩平(デザイナー 、絵本作家)
HANA/アーティスト
遠藤航(プロサッカー選手)
村竹ラシッド(陸上選手)
袴田秀子氏「今は幸せ」弟・巌氏が再審無罪判決 他のえん罪主張者の支えに意欲
2025/12/02 14:15
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