「オン・オフどちらでも着回せるコートが欲しい」という声を受け、青山商事が新商品を展開した。11月27日から洋服の青山の主要280店とオンラインストアで発売された「リバーシブルコート」は、ビジネスとカジュアルの両方に対応する実用性が特徴である。節約志向やサステナブル消費の広がりに合わせ、ワードローブの定番として提案する一着に仕上げた。
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同社には「オン・オフどちらでも使えるコートが欲しい」「服を増やさずに着回しの幅を広げたい」といった要望が多く寄せられていたという。そこで日常的に直接お客様と向き合う店舗スタッフが企画会議に参加し、会話の中で感じた“もっとこんな商品があったらいいのに”を具現化した。今回のコートは無地×チェック柄で構成されたリバーシブル仕様で、装いのトーンを変えやすい点を重視してデザインされている。
表側は使い勝手を最優先した無地、裏側にはコートの裏地としても馴染みのあるチェック柄を採用し、ビジネスにもカジュアルにも合わせやすい仕上がりとなった。一般的なリバーシブルコートは表裏にそれぞれボタンが付くが、今回はどちら側からも留められる専用スナップボタンを使い、余計な装飾を省いて軽快な印象を保った。オンとオフを行き来できるコートとして着用シーンの幅を意識したという。
同社商品第一部の佐藤宏樹氏は「リバーシブル仕様は2枚の生地を縫い合わせるため、どうしても重くなる傾向がある。少しでも軽くできるよう表と裏の生地の重さに注意した」と企画段階での工夫を明かす。また「定番の色柄なので、就職活動中の人や初めてビジネスコートを選ぶ人にもすすめたい」と語った。
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