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四字熟語ＴＯＰ
漢字の世界４９
【２００６．０３．１４】


千載一遇（せんざいいちぐう）千年に一度のよい機会

千年に一度出会う、めったにないよい機会。絶好のチャンス。　出典は晋の袁宏（（えんこう）（四世紀の人））の文。「千載一遇は賢智（けんち）の嘉会（かかい）、之（これ）に遇（あ）うは欣（よろこ）び無き能（あた）わず（千年に一度出会うような賢人たちの集まりは、喜ばしい限り）」とある。　これと似た表現として、「千載一会（せんざいいっかい）」「千歳一時（せんざいいちじ）」などがある。「載」は、歳や年と同じ。　もともとは、めったにない出会いに用いたものだが、日常では、思いがけないチャンスに恵まれた時などに、大げさに用いる。　例えば、なりたいと思っていた役職のポストがちょうど空いた時とか、なかなか会えない人が向こうからやって来た時など、「千載一遇」のチャンスだ。
全国漢文教育学会長石川　忠久

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