様子が生き生きとしたさま。世間の評判通り活躍すること。
「面目」は、もとは顔の意で、『詩経』にも見える。転じて、様子、ありさま。さらに世間の評価などの意味となる。「めんぼく」と読むのもあるが、「面目(めんぼく)ない」(世間に合わせる顔がない)や、「面目を施す」(評判を得る、名誉を高める)などの場合、そう読むことが多い。容貌(ぼう)、外見の場合には普通「めんもく」と読む。
「躍如」は、躍り上るさま。勢いのよいさま。『孟子』などに見える。如には「にょ」(呉(ご)音)という音もあるが、ここでは「じょ」と読む。
人のことばかりでなく、精巧な機器に”技術日本の面目躍如”などとも用いる。
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