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新入社員座談会(2024年4月入社)

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2024年度新入社員

学生時代の就活&民友を志望した理由

いまの仕事&成長したことや課題

目指す社員像や目標

福島民友新聞社の好きなところ

就活生へのアドバイスやメッセージ

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2024年度新入社員

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※所属先は2024年6月1日時点

学生時代の就職活動を振り返って&福島民友新聞社の志望理由

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江藤すず

江藤すず

江藤:いろんなことを知るのが好きな性格で、新しい知識を得ながら仕事のできる職として新聞記者を選んだ。特にスポーツ取材は仕事を始めてから興味を持った分野の一つ。運動経験はそれほどなかったが、見ていても楽しい。

佐藤ひ:新聞を通じて誰かの心を動かせるような人になりたいと思い、福島で地域貢献をする会社として民友を選んだ。美術館や博物館で行う文化系のイベントにも興味があった。

橘高:子供の頃から身近に新聞がある家庭で育った。就活にあたって漠然とだが新聞社に勤めたいと思っていた。

軽部:就活時の自己分析で新聞業界がいいなと思っていた。実家が山形県なのでなるべく東北地方で入社できればと思い、民友を志望した。連載企画「まち食堂物語」の記事からは人に寄り添うような親しみを紙面から感じた。福島での暮らしに不安はなく、古里と違う場所だからこそのわくわく感や好奇心が上回った。

高田泰地

高田泰地

高田:高校時代に、事件や事故を報道の立場から伝えたいと思ったのをきっかけに新聞記者を目指した。地元は新潟県なので隣県出身者としての立場から見えてくる福島の今を書きたくて志望した。

阿部:就職活動を始めたとき、大学の先生から民友を勧められて興味を持った。いろいろ記事を見ていく中で、カット(※1)の載った記事は注目されやすくなることに気付き、デザインの分野で力を発揮したいと思って志望した。

遊佐:フェイクニュースを簡単に信じる人や、交流サイト(SNS)を通じて事件に巻き込まれたなどのニュースを聞いて、常々「正しい情報って本当にあるのか?」と思っていた。人に話を聞き、写真を撮り、伝わりやすいように言葉を考え、県民に届ける媒体を大切にしなければいけない。高校で学んできた簿記や会計の分野で会社を支えたいと思った。

石田:高校時代に県産食材の魅力を学生主体で伝える情報誌「高校生が伝えるふくしま食べる通信」の編集部に所属した。農家に取材をして記事を書く活動が楽しく、これを仕事にできれば数十年続く社会人生活を幸せに送れると思った。新聞業界を選んだ理由は、人前で話すのは苦手だが、文字を書いたり読んだりすることが好きだから。

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いま任されている仕事&入社してから成長したと感じたことや課題

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佐藤ひなの

佐藤ひなの

佐藤ひ:2025年に民友の創刊130周年を迎えるプレイベントの位置付けで、福島市で「檜枝岐歌舞伎福島公演」、郡山市で展覧会「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」(印象派展)を開いた。開催期間を通じ、事業の裏側にはいろんな企業や団体の支えがあることを実感した。

江藤:遊軍の記者としていろんな所に取材に行っている。毎日いろんな人の話を聞くことができ、自分の学びにもなっている。一番変わったのは話し方(笑)。取材で話を聞く際に心を開いてもらえるよう、明るく、はきはきと話すようになった。常にアンテナを張り、「何でだろう?」と細かい所まで疑問点を抱くようになったのは成長した部分。

桑原:新卒や中途採用の段取りをはじめ、毎月の給与データの入力を行っている。本社の人に資料を配る機会も多く、いろんな部局を巡るので人の顔を覚えるのが大変(笑)。

橘高悠人

橘高悠人

橘高:今は紙面のレイアウトや見出しをつける練習をしている。見出しを取る際は記事を読んでどの部分が重要か、執筆した記者が何を伝えたいかを踏まえ、どうすればより伝わるかを考えるがこれが難しい。最初はだめ出しされることも多かったが、最近は「この見出し、いいんじゃない」と言われるようになってきた。

大友:ベテランの編成記者に見てもらいながら地域版を担当している。時間厳守の仕事だが、早く面を組み終えようと思うほどミスが多くなってしまうと感じるのでこれからも注意して取り組みたい。

高田:遊軍は地域イベントやスポーツなど何でも足を運ぶ。最初は何を聞けばいいのか分からず、時間の使い方も苦手だった。記事に必要な要素をくみ取るための情報の取捨選択といった感性を磨いていきたい。

軽部:編成部の新入社員には一人一人、「バディ」という先輩社員が付いてくれる。1人で面を組むにはまだ力不足だが、気にかけて声がけしてくれる先輩のおかげで頑張れている。見出しをつけるとき、記事の中でどこが重要か判断できるようになってきた。例えば、イベントなどの告知記事なら日付や開催場所が読者の一番知りたいポイント。記事の価値に応じた見出しのつけ方が少しずつ分かってきた。

阿部叶葵

阿部叶葵

阿部:カットの作成や既存のデザインを見やすく改良する仕事をしている。最近では連載「野馬追新時代」のタイトルカット(※2)を作った。大学時代は先生から提示されたテーマを自分なりの感性で最大限に表現することが主だった。今は読者に分かりやすく伝えるために色彩はもちろん、色覚障害の方にも配慮した色の度合いに注意を払っていきたい。

石田:社会部は主に事件、事故、火災を扱う。イベント取材と違って決まった時間に起きる訳ではない。すぐに現場に足を向ける姿勢を心がけている。警察署からは事件の概要を伝える報道文というものが各社に送られる。最小限の情報が載った報道文だけで記事を書くことはせず、必ず読者に必要な情報は何かを確認することが大事。詐欺被害なら時系列や手口をいかに分かりやすく書くかを心がけている。

遊佐:入社前、財務経理部は黙々と仕事をする部署と思っていたが、配属時は決算期と重なっていたこともあり想像以上に静かだった(笑)。繁忙期を越えてからは社員同士雑談をしているので安心している。今は社内から申請された請求書の管理や、入出金伝票の処理をしている。高校で学んだ知識がここまで生きると思わなかった新鮮な驚きがある。

目指す社員像や目標

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大友:ゆくゆくは1人で面を担当するのが目標。1期上の先輩でも複数の面を担当しており、追いつきたい。

佐藤未:小さなミスをなくしていきたい。1回の取材で必要な情報を聞き取り、デスクからの指摘が入らない原稿を目指したい。写真も好きなので取材を重ねて腕を磨いていく。

桑原桜

桑原桜

橘高:「橘高になら安心して任せられる」と言われるような編成記者になることが目標。ゆくゆくはユーモアに富んだ見出しをつけられるようになりたい。

桑原:人事労務部は新聞を発行し続けるための支えになる仕事。引き継ぎを終えて自分の担当となってもミスのない仕事をこなすことが今後の目標。いろんな社員と関わると思うので、顔と所属部局を全員覚えたい。

江藤:先輩から取材のコツや原稿の書き方を教わっている日々だが、これからは自分らしさが出た記事を書きたい。私が聞き出したからこそ書ける要素を増やし、人の思いや気持ちを記事で伝えたい。

佐藤ひ:大学で日本史を学んだので関連したイベントを福島県立博物館(会津若松市)で企画したい。

石田:原稿の直しを減らしたい。編成部が見出しをつけやすいように言葉選びも意識しながら直しの少ない原稿を目指す。

遊佐茉未子

遊佐茉未子

阿部:事前に発注を受けたカットデザインを手がけているが、いずれ当日組のカットも担当できるようになりたい。ホームページ用に動画やアニメーションを使った発信ができないかも模索したい。

高田:取材時に聞き漏らしをしないこと。後日、電話で確認するような手間をかけないように努力したい。

遊佐:漫然と金額を入力するのではなく、社内のお金の流れを理解した上で仕事に励みたい。人と話すのに緊張することが多いので、社員に恐れずに聞きに行き、雑談を通じて話し合える関係性を築いていきたい。

軽部:1人で面を組めるようになることが大きな目標。そのために記事から必要とする情報を抜き取り、見出しを早く正確につけられるようになる。割り付け(レイアウト)もベテラン記者のように正確に組める感覚をつかんでいく。

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福島民友新聞社の好きなところ

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佐藤未羽

佐藤未羽

佐藤ひ:事業部は年齢の近い先輩が多いので相談がしやすい。

江藤:報道部は新人でも仕事を任せてもらえる職場だと思っている。地域版から経済面の記事まで幅広く担当する。5月に福島市で開かれた県高校体育大会では全4日間の取材を担当し、毎日選手の読み物を手がけたことは自信になった。

桑原:人事労務部は優しい人ばかり。ほかの部の人も話題を振って話しやすい環境をつくってくれる。

橘高:職場の雰囲気がすごくいい。研修の時も「最初は何回も聞いていいから」と声がけしてくれて質問しやすかった。先輩たちも和気あいあいと話していて、居心地がいい。

佐藤未:新聞社は堅いイメージがあったが、民友は柔らかい印象。正直こんなに優しくしてもらって大丈夫かと戸惑ったほど(笑)。社会部に配属されたばかりだが、取材の応援で福島市外に行く機会も多い。積極的に送り出してもらえるのは記者としての経験につながる。

大友いづみ

大友いづみ

大友:職場の人の良さを気に入っている。仕事ではまだ分からないことだらけだが、一から十まで丁寧に教えてくれる雰囲気が職場全体にある。

遊佐:いわきFCのホーム戦開催時のイベント手伝いや号外配布といった社で取り組む事業にも関われることが個人的にうれしかった。仕事柄パソコンに向かうことが多いので、読者と直接話す機会ができることも励みになる。仕事に目を向けると、経費精算で申請者の訪問先や内容を見て、後日の新聞で申請者の記事や広告といった努力の形を確認できる機会があるのは特権だと思う。

軽部:社外に出る機会がないので、編成部の同期と話すだけでもリフレッシュになる。先輩たちも少し落ち込んでいたら「自分のペースでいいよ」と、ねぎらいや励ましの言葉をかけてくれる。割り付けが進まず苦しい時間帯もあるが、周りの人がいるからこそ頑張れている。

石田:社内の誰と話しても穏やかでいい人ばかりな印象。上司はもちろん、他の部の人と話していても風通しがいい。職場の雰囲気という点でも働きやすい環境にある。

高田:取材でいろんな人に会えること。ほかの仕事をしていたらなかなか出会えない人がいる。新しい人と話をして新しい価値観に触れることは楽しい。

就活生にアドバイスやメッセージを

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石田あやめ

石田あやめ

石田:新聞社を目指すなら、その社の新聞についてよく知っていることが大前提。その上で新聞記事はもちろん小説や雑誌でもいいのでとにかく文章に触れることで、いい文章が何となく分かってくる。

遊佐:民友に入ったら自分の世界が広がる気がする。申請書や明細に載った金額一つ見ても、いろんな部局や人を経て手元に届く。局の垣根を越えてイベントの手伝いでいろんな場所に出向く機会もあり、読者と直接関われるのも魅力。興味のなかったニュースにも自然と触れる機会が多くなるので人として成長できると思う。

軽部知紘

軽部知紘

高田:好奇心を大切にしてほしい。新聞社に限らずどの会社に入っても聞くこと、調べることは大事。聞くことを恥ずかしがらないでほしい。

阿部:仕事を始めてから一緒に働く人や職場の環境が大事だと思うようになった。上司や先輩方が毎日楽しそうにしていて、見てる私もやる気が上がる。新聞は好奇心や学びを得られると思うので、民友に入れば学び続けられる探究心や向上心が得られると思う。

軽部:就活を振り返ると、自己分析はやっていて良かったと思う。自分の好きなこと、得意なことが分かるまでやれば仕事を始めてからのギャップは生じないと思う。自己分析を経て納得して就活に挑むのと挑まないのでは働いてからの意欲も変わってくるので大切にしてほしい。

※掲載にあたり文章を再構成してあります

【編注】

※1:カット 見出しを強調して目立たせたいときに、文字の背景に模様などをはめることを指す

※2:タイトルカット 記事の内容を一目で伝えるため、グラフィックを活用して書体や色使いといったデザインを工夫して作成する見出しの一つ

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