ルートインBCリーグの福島レッドホープスを運営する福島野球団は6日、プロ野球の広島、楽天でプレーした福井優也投手(36)、元中日の若松駿太投手(29)が今季限りで現役を引退すると発表した。31日午後1時から、本宮市のしらさわグリーンパーク野球場で行われる栃木戦が引退試合となる。6日、須賀川市で記者会見を行った。
福井は、昨年ノーヒットノーランを達成した試合を振り返りながら「自分の中でやり切ったという気持ちがあった」と説明。若松は、「清々しいというかすっきりしている」と語り、若い選手に登板機会を与えたいとの思いを示した。いずれも今後は未定としている。
福井は岡山県出身。広島、楽天でプレー後、22年に福島に入団した。23年シーズンは10勝をマーク。今シーズンは投手兼任コーチも務めていた。若松は福岡県出身。中日退団後、19年シーズンからBCリーグ栃木でプレーし、21年シーズンに福島に加入。コーチも兼任していた。