須賀川市を舞台にした新イベント「すかがわ空想フェス2024」は最終日の17日、上映会とトークイベントが開かれた。郡山市出身のクリエイティブディレクター箭内道彦さんがウルトラセブンのパーカーを着て登壇し、ウルトラマンの魅力を熱く語った。
「空想シアター上映会」と銘打ち、子どもの空想から生まれた怪獣が登場するウルトラマン第15話「恐怖の宇宙線」を上映した。
来場者と鑑賞した箭内さんは作品に胸を躍らせていた幼少期を振り返り「ウルトラマンのデザインやメッセージ性が人を巻き込んでいき、アートそのもの」と絶賛。「新しい世代にも受け入れられるよう(円谷プロダクションが)『自由な表現で使っていい』としているところが、半世紀以上愛されている理由」と説明し、特撮を手がけた故円谷英二監督に思いをはせた。
ロックバンド「オワリカラ」のボーカル・ギターで、特撮好きとして知られるタカハシヒョウリさんが司会進行を務めた。空想フェスは、須賀川市と円谷プロ、県が初めて企画した。