【アーリントン共同】米大リーグでオールスター戦前日恒例の本塁打競争が15日、アーリントンで行われ、ドジャースのT・ヘルナンデスが初優勝した。ドジャース勢として初制覇で、賞金100万ドルを獲得し「すごく幸せ」と満面に笑みを浮かべた。
今季大谷に次ぐチーム2位の19本塁打を放っている31歳のT・ヘルナンデスは、準決勝でボームを延長戦の末に1本差で下すと、決勝は14本のアーチをかけ、13本だったウィットに競り勝って両手を突き上げた。
大谷からは強引に引っ張るのではなく、左中間方向に打つようにアドバイスをもらったという。3ラウンドで計49本の柵越えをマークし「とてもいい気分だ」と歓喜に浸った。