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読売テレビ新社長が会見 『ダウンタウンDX』現状&松本人志側からの『ミヤネ屋』への抗議などに回答【要旨全文】

07/25 17:19

  • エンタメ総合
読売テレビ (C)ORICON NewS inc.

 読売テレビ・松田陽三社長が25日、大阪市内の同局で会見を行った。6月就任後、新社長としての意気込みや、ダウンタウン・松本人志に絡む質問などに答えた。質疑応答の要旨は以下の通り(広報発表を全文掲載)。

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■社長就任にあたり
テレビ業界はこの10年で大きく様変わりしており、今後も激動の時代を迎えると考えている。従来のビジネスモデルである放送収入だけではなく、コンテンツのマルチユースビジネスやイベントビジネスでの収益を上げることにも力を入れている。放送収入がテレビ局の大黒柱であり我々のビジネスの核であるとの考えは変わらないが、その核である放送番組作りをもとに、動画配信、映画、イベントなどを通じて我々の作るコンテンツを一人でも多くの方に見ていただく精神でやっていきたい。

■『ダウンタウンDX』について
『ダウンタウンDX』は昨年、放送開始から30周年を迎えた。松本人志さんが活動を休止されて以降、浜田雅功さん単独でのMCとなっている。視聴者の皆さんも裁判の推移を見守っている状況だと思う。視聴率に関しては、PUT(総個人視聴率)低下による影響はあるものの、活動休止前後で大きな変化はない。スポンサーの皆様からも引き続き評価をいただいている。

■松本氏側弁護士からの『情報ライブ ミヤネ屋』への抗議について
番組は双方の主張を客観的に紹介している。訴訟になっている案件については一方に偏らないよう客観的に双方の主張を報じるというのが番組作りの基本で、その方針で今後も番組作りをしていきたい。

■コンテンツ戦略局の取り組みについて
コンテンツ戦略に重点を置いた組織改正を昨年行った。番組編成、コンテンツビジネス、イベントビジネスを担う部署を統合し、番組コンテンツを多角的に届ける狙いでコンテンツ戦略局という名称にした。コンテンツビジネスの収入、イベントビジネスの収入が大幅に伸びており、着々と成果を上げている。

■関西から情報発信を行う意義
金曜日午前に新番組『ツキいちLIVE 金曜日はパフェ』の放送を始めた。当社1階で公開生放送を行っており、視聴者の皆さんに来ていただき、触れ合っていただける番組にしたい。地元密着のネタを取り上げ、関西の皆さんに愛される番組に育てたい。我々は関西発の番組に力を入れていることに誇りを持っている。メディア業界は東京一極集中が進んでいるが、一石を投じたい。『情報ライブ ミヤネ屋』『ウェークアップ』などで関西発の情報を全国に発信していくということは我々の使命のひとつだと思っている。

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