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『ブンブンジャー』ブンオレンジ、脱退を告げる 玄蕃「さよなら、ブンブンジャー」 伏線にファン驚き 島本和彦が本人役で熱演

09/01 10:18

  • エンタメ総合
『ブンブンジャー』ブンオレンジ/振騎玄蕃役の相馬理 (C)ORICON NewS inc.

 スーパー戦隊シリーズ最新作『爆上戦隊ブンブンジャー』(毎週日曜 前9:30、テレビ朝日系)バクアゲ27「甘くない選択」が9月1日に放送された。

【写真】『ブンブンジャー』に本人役で登場した漫画家の島本和彦

 ISA本部で密談する、常槍(堀部圭亮)と内藤(長戸勝彦)。「まさか、アレをハシリヤンに渡すとは」「今度の再建隊長、改造隊長よりは使えそうだからな」など、2人の会話は怪しい。2人が言うハシリヤン再建隊長とは、ブンブンジャーの前に突然現れたディスレースのこと。

 そんなディスレースに、玄蕃(相馬理)は今までにないくらい激しい怒りを見せた。さらに玄蕃は、叫びながらとてつもないオーラを放ち、異形の姿に変化。実は、玄蕃は地球人ではなく、惑星ブレキ人だったのだ。結局、玄蕃はディスレースを一切攻撃できずに逃しただけでなく、大切な仲間たちを傷つけてしまった…。

 ようやく落ち着いた玄蕃は、仲間たちに自分の秘密を明かした。彼の本当の名前は、「ゲンバード・デ・リバリー二世」。故郷である惑星ブレキは銀河通販王デ・リバリーの星で、玄蕃はその2代目。玄蕃いわく、惑星ブレキはディスレースの指揮でハシリヤンに乗っ取られたとのこと。これによって、玄蕃の父親は無実の罪で宇宙刑務所に投獄され、惑星ブレキはハシリヤン通販に作り変えられた。1人生き残った玄蕃は、たどり着いた地球で大也(井内悠陽)に出会い、今に至る。この話を聞いた仲間たちは、みんなで惑星ブレキを取り戻そうと決意するが、玄蕃本人は複雑な表情で…。

 そんなとき、苦魔獣カーペットグルマーが街で暴れ出した。カーペットグルマーの近くにディスレースの姿はなく、玄蕃は仲間たちといつも通りの様子で戦った。戦い後、「私は、自分が思っている以上に君たちのことが大好きみたいだ」と語る玄蕃に、仲間たちはうれしそう。しかし、その直後に玄蕃は、「だからこそ…。特等席は降りる」とブンブンジャー脱退を宣言した。その理由は、みんなを復讐に巻き込みたくないからだ。玄蕃のこの選択と、「自分のハンドルは自分で握る」という意志を、大也は受け止めた。それでも他の仲間たちは引き留めたが、玄蕃は、「さよなら、ブンブンジャー」と言い残して、去っていった…。

 その頃ディスレースは、カーペットグルマーに使った絨毯で何かを悪だくみしていた。さらには、かつてブンブンジャーに倒されたマッドレックスの愛犬が、物陰で悲しそうに鳴いていて…。これから先、ブンブンジャーにはまだまだ困難が待ち受けている…?

 玄蕃が飴を舐め続ける理由や、調達屋をしている理由といった伏線も回収。SNSでファンは「伏線を通り越してもはやトリック」「サファリと共鳴したもの…」と驚きの声が上がっていた。また、ハシリヤンのデザインを担当している漫画家の島本和彦が本人役で登場。まさかの配役に「島本先生、それでいいんですか?」とファンも笑っていた。

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