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乃木坂46久保史緒里&平祐奈、『ネムルバカ』実写映画化でW主演 平は初金髪に挑戦【コメント全文】

09/17 11:49

  • エンタメ総合
映画『ネムルバカ』でW主演を務める(左から)久保史緒里&平祐奈 (C)石黒正数・徳間書店/映画『ネムルバカ』製作委員会

 乃木坂46の久保史緒里(23)と平祐奈(25)が、2025年春公開の映画『ネムルバカ』でW主演を務めることが決定した。2人は大学の女子寮の同じ部屋に住む後輩と先輩という役どころで初共演する。

【画像】久保史緒里&平祐奈が演じるキャラクター作画

 原作は、『それでも町は廻っている』『天国大魔境』などで知られる石黒正数氏による同名青春漫画。2008年に発売され、1巻完結の漫画であるものの、石黒氏の傑作と呼ばれ今なお新たな読者を増やし続けているロングセラー作品。『ベイビーわるきゅーれ』シリーズの阪元裕吾監督がメガホンをとる。

 ぬるま湯に頭まで浸かったような、でも当人にはそれなりに切実だったりもする「大学生」という不思議なひとときを過ごす若者たちを描いた物語。ゆるくて何気ない日常を、笑いを交え魅力的に活写しながらも、夢を追う者と違う道を選ぶ者、友情と別れを描いている。そして、自分らしさを見つけようと必死にもがく人たちを応援する作品にもなっている。

 主人公は、大学の女子寮の同じ部屋に住む後輩と先輩という間柄の2人。後輩・入巣柚実役を久保、先輩・鯨井ルカ役を平が務める。本作で初共演となる2人だが、初めてとは思えないほどぴったりと息の合った演技を見せている。

 今回、発表にあわせて、作品の空気感を垣間見ることができる“超ティザー映像”と、主演2人をとらえたスチール写真が初公開された。また、久保史、平、阪元監督、原作・石黒氏からのコメントも到着した。

■久保史緒里(乃木坂46)/入巣柚実役 コメント
「ネムルバカ」という作品と出逢い、この世界を愛しすぎてしまい、ある日、台本をめくる手が震えていることに気がつきました。それ程までに魅了されたこの世界を柚実としてどう生きたのか。
正直、あの日々がまぶしくて、尊くて、特別で、柚実の心に鍵をかけてしまっておきたくて。振り返るのを我慢している自分がいます。平さんとの出逢いは私の人生において特別なものとなりました。
そして念願だった阪元監督とこの作品でご一緒できたこと。忘れることのできない、あの青春の日々を。確かに存在した、あの時間を。あの空間を。ぜひ劇場で味わっていただければうれしいです。

■平祐奈/鯨井ルカ役 コメント
初めて尽くしの役柄に無我夢中で自分自身と戦い抜いた日々でした。
初金髪、初ROCK歌手、持ち方もわからないギターを短期間で習得するなどの難事を振り返るとどうやってできたんだろう…とあまり思い出せず憑依していたのかなとも感じます。
久保史緒里ちゃんとの初共演!史緒里ちゃんとの出逢いや一緒に向き合ったこの青春はわたしの宝物になりました。
モラトリアムを描きながら自分を知るキッカケやその大切さを感じさせてくれる作品。さまざまな世代の方に届けたい。
正真正銘“駄サイクル”ではなく素晴らしい作品です。
ぜひ、いや、絶対に劇場で目撃してください!

■阪元裕吾/監督 コメント
『ネムルバカ』という作品を実写映画化することになりました映画監督の阪元裕吾です。
漫画を映画化するという行為はとてつもないことなので、本当に悩んだのですが、でも「ほかの作家にやられるくらいなら僕がやりたい!」と思う自分のエゴで手を上げました。
自分が面白いと思えることと、原作の面白いところをひたすら信じ、いや疑い!戦わせ、悩み、たくさん葛藤した日々でした。
どうにかお客さんが喜んでくれるような作品になったと思っています!
柚実もルカもピートモスも仲崎先輩もそこにいます。
ぜひ劇場に会いに来てくださいね。

■石黒正数/原作 コメント
【ネムルバカ】という作品は僕が20代の時に描いた漫画でして、
学生時代から悶々と心に渦巻いていたことを「こういう邦画が観たい」という思いで形にしたものです。
阪元裕吾監督の【べイビーわるきゅーれ】を観た時「そうそう、こういうの!僕はネムルバカをこういうふうにしたかったんだよ」と思ったものです。
なんの運命のめぐり合わせか、その阪元裕吾監督に【ネムルバカ】を撮っていただくことになりまして。
これは大変なことですよ!

■寺田悠輔/プロデューサー コメント
ずっと好きだった石黒先生の漫画をお預かりするということで、とても背筋が伸びています。
撮影期間は長くはなかったですが、阪元監督、久保さん、平さんを中心としたスタッフキャストの皆さんが
素敵な映画を作り上げていく様子を近くで見させていただき、とても幸せな時間でした。
原作に魅了されたメンバーが、映画も良い作品にできるようにと、全員でベストを尽くした撮影だったと思っています。
この映画の中に、皆さんの日々と重なる瞬間が少しでもあり、
そして皆さんの人生にその余韻がほんの少しでも残ればうれしいです。

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