作曲家古関裕而は戦後、傷ついた人々の心を音楽で癒やし、日本を明るくすることに力を注いだ。14日に再開する朝ドラ「エール」では、古関の代表曲の一つ「長崎の鐘」を作曲する場面が描かれる。劇中でも「どん底から立ち上がるターニングポイントになる」(土屋勝裕制作統括)という。戦後75年を迎えた8月、珠玉の古関メロディーの舞台である長崎を訪ねた。 一発の原爆(注1)で焦土と化した長崎市。「75年は草木が生...
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