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須賀川信金職員、情報漏えい 「プライバシー」処分明かさず

10/05 08:10

 須賀川信用金庫は4日、男性職員が顧客の個人情報を知人に漏らしていたと発表した。顧客の預金残高や取引履歴、住所、氏名、生年月日、電話番号などが含まれていた。同信金は「不正利用などの被害は確認されていない」と説明した。

 同信金は、男性職員と上司ら監督責任者を処分したとするが、職員の氏名や年齢、所属、動機、処分内容については「相手方や関係者のプライバシーに配慮し公表を差し控える」と一切明らかにしていない。

 同信金によると、男性職員は昨年5月と今年5月の2回にわたり同じ知人に顧客の個人情報を漏らした。今年7月、顧客から電話で問い合わせがあり、個人情報の漏えいが発覚した。同信金は顧客に面会して謝罪し、預金の解約手続きを終えた。全職員に今回の内容を説明、研修するなど再発防止へ注意喚起とルール順守を徹底するとした。

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