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「半田銀山」魅力知ろう!11月10日シンポ 五代友厚の魅力講演など

10/08 08:00

漫画家安彦さんが描いた「半田銀山シンポジウム」のポスター

 明治時代の実業家五代友厚が桑折町の半田銀山を再興して150年を迎えたことを記念した「半田銀山シンポジウム」は11月10日、桑折町民体育館などで開かれる。半田銀山の史跡を巡るスタディーツアーや、アニメ「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザインを務めた漫画家安彦良和さんが半田銀山をテーマにトークショーを行う。入場無料。主催する町は今月10日まで、参加者を募集している。

 同銀山は日本三大鉱山の一つで、江戸時代初期ごろに本格的に開山された。1874年に薩摩藩出身の五代が再経営し、81年からは産銀高日本一を記録した。

 スタディーツアーは、午前9時に桑折町役場を出発し、半田銀山史跡公園や半田山自然公園を巡る。シンポジウムは町民体育館で開かれ、曽祖父が同銀山で絵面図を描いていた安彦さんのほか、NHK連続テレビ小説「あさが来た」の脚本家大森美香さんらが半田銀山の歴史や五代の魅力について講演する。スタディーツアーとシンポジウムは事前申込制で、申し込み多数の場合は抽選になる。

 会場では企画展や体験コーナーも設けられ、安彦さんが制作したイベントポスターの原画展示や、半田銀山そばの飲食ブースなどが企画されている。事前申込不要。時間は午前11時~午後5時。問い合わせは町教委教育文化課(電話024・582・2408)へ。

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