福島交通(福島市)と会津乗合自動車(会津バス、会津若松市)は9日、路線バスの車両で16日からの導入を予定していた新たなキャッシュレス決済について、一部サービス開始を延期すると発表した。端末の一部動作が不安定なためで、ソフトウエアを修正して対応する。
延期するのは、電子マネー決済とQRコード決済のほか、ICカード「NORUCA」と「AIZU NORUCA」の相互共通利用サービス。福島交通飯坂線の券売機での電子マネー決済、QRコード決済も延期する。提供開始時期は未定という。
9月に取り入れたクレジットカードなどのタッチ決済は引き続き利用できる。