23日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発した。前日終値からの上げ幅は一時300円を超えた。前日の米国株の上昇を好感し、半導体関連を中心に幅広い銘柄が買われた。前日までの4営業日で計1600円超下落していたため、割安感の出た銘柄も買い戻された。
午前終値は前日終値比77円34銭高の3万9676円34銭。東証株価指数(TOPIX)は12・99ポイント高の2840・52。
平均株価は節目の4万円に近づくと、利益を確定する売り注文も出た。外国為替相場が円高ドル安方向に振れたことも重荷となり、上げ幅を縮める場面が目立った。