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日米豪印が共同海上訓練 中国念頭に連携強化

10/08 20:46

 昨年8月、日米豪印の海上共同訓練「マラバール」で各国の艦船を出迎えるオーストラリア軍兵士ら=オーストラリア・シドニー沖(同国国防省提供・共同)

 【ニューデリー共同】海上自衛隊と米国、オーストラリア、インドの各国海軍などは8日、インド洋で共同訓練「マラバール」を開始した。海自が明らかにした。威圧的な海洋進出を続ける中国を見据え、4カ国の協力枠組み「クアッド」の連携を安全保障面でも強める狙いだ。

 9月に米国で開かれたクアッド首脳会合では、中国を念頭に「最近の海洋における危険で攻撃的な行動に深刻な懸念を表明する」との共同声明を採択。海洋安保分野の連携強化を確認していた。

 今月18日までの期間中、インド南部アンドラプラデシュ州ビシャカパトナムと周辺海域・上空で、対潜戦や対空戦を想定した戦術訓練をする。

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