放射線を大量に浴びると「がん」になるのではないか?と言われることがあります。「がん」について知るために、少しその歴史を振り返ってみたいと思います。 18世紀の末、イギリスの外科医であったポットは、ロンドンの煙突の掃除人の間で陰のうのがんが多いことを見つけました。彼は煙突にたまっている「すす」が皮ふを刺激し続けることががんの原因ではないかと考えました。これは化学物質ががんの原因となることを示す最...
この記事は会員専用記事です
残り292文字(全文492文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。