放射線を大量に浴びるとがんになるのではないか、と言われることがあります。がんについて知るために、少しその歴史を振り返ります。 1915(大正4)年、日本の山極勝三郎博士はウサギの耳にコールタールを塗り続けることで皮膚がんを発生させ、化学物質によって人工的にがんができてしまうことを実験室内で初めて証明しました。 その後も、さまざまな種類の化学物質が発がんの原因になることが知られるようになります。...
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