再放送が続く朝ドラ「エール」だが、本編放送が再開されれば古関裕而がモデルの主人公・裕一の戦時中の作曲活動が描かれる予定だ。制作統括の土屋勝裕さんは「戦時中の葛藤や戦後の心情を掘り下げたい」と作品に込めた思いを語っている。人々の記憶に残る数々の戦時歌謡を作った古関の戦中の足跡をたどる。 1937(昭和12)年の盧溝橋事件から日中戦争へ拡大すると、古関も戦時歌謡を作曲する立場になっていく。同年7月...
この記事は会員専用記事です
残り2,232文字(全文2,432文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。