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【唱歌・夏の思い出】檜枝岐・尾瀬 16小節の歌...楽園へといざなう

2020/09/07 15:00

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夏の華やかな花が姿を消し秋の気配が漂う尾瀬沼付近の湿原

 夏がくれば思い出す。そう始まる「夏の思い出」は、尾瀬の記憶を詠(うた)った唱歌である。  遠い空、霧のなかの小径(こみち)、水芭蕉の花―。詩人江間章子さん(1913~2005年)の詩と、作曲家中田喜直さん(1923~2000年)のメロディーで紡がれた16小節の歌は、戦後から長く、人々を福島、栃木、群馬、新潟4県の境にある標高1400メートルの楽園にいざなった。  古里と重ねる  かくいう記者も、歌の...

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