第15週から戦争を描いてきた朝ドラ「エール」は16日までの第18週で終戦を迎え、戦後編が幕を開けた。今後は主人公裕一(窪田正孝さん)が音楽への自信を取り戻し、活躍の場を広げていく。モデルの作曲家古関裕而と組んで名曲を届けるのは本宮市出身の歌手伊藤久男(1910~83年)だ。伊藤の戦時中の逸話を交えながら、本宮にあるゆかりの場所を紹介する。 「伊藤君の歌唱に惚(ほ)れ込んだ。この人なら私の曲を十...
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