白砂青松の沿岸部の断崖にそびえ立つ白亜の塔。いわき市の観光名所の一つにも数えられている、同市平薄磯にある塩屋埼灯台は、地元では「豊間の灯台」とも呼ばれ、親しまれている。 2011(平成23)年3月11日の東日本大震災時には、照明部分のガラスが割れるなど被害が出て、航行する船をいざなう光が途絶えたものの、約9カ月後に復旧、再び光がともった。 灯台の麓から約190メートル、約80段の階段からなる坂...
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