漫画「鬼滅の刃(きめつのやいば)」の大ヒットにより、各地の鬼伝説に注目が集まっている。県内で有名な鬼伝説といえば二本松市に残る「安達ケ原の鬼婆(おにばば)伝説」。鬼婆を葬った塚の名から「黒塚」の題名で能、「奥州安達原」の題名で歌舞伎、浄瑠璃としても親しまれてきた。その後はオペラやテレビドラマにもなり、漫画家手塚治虫は「安達が原」のタイトルで舞台を未来に変えてSF短編漫画に仕上げている。派生作品が...
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