第28回全国高校女子硬式野球選手権大会は第4日の23日、兵庫県淡路市の淡路佐野運動公園第1球場などで予選トーナメント2回戦が行われ、福島県の学法石川は盛岡誠桜(岩手県)を7―0の六回コールドで破り、決勝トーナメント進出を果たした。
学法石川は先発の坂本真唯(まい)(3年)が5回無失点の好投で試合をつくった。打っては初回に集中打で3点を先制し、その後も小刻みに加点した。
坂本は「仲間が得点を重ねて投げやすい雰囲気をつくってくれた。ストライク先行でテンポよく投球できた」と振り返った。五十嵐竜亮(りゅうすけ)監督は「序盤から打線がつながり、坂本がよく抑えてくれた。この勢いに乗って勝ち進みたい」と語った。
学法石川は25日、兵庫県丹波市のブルーベリースタジアム丹波で開かれる決勝トーナメント1回戦でクラーク記念国際仙台キャンパス(宮城県)と対戦する予定。