福島市飯坂町の旧堀切邸と鯖湖(さばこ)湯周辺で28日に開かれる「飯坂温泉日本一の桃まつり」では、市内の若手菓子職人4人が考案した「桃パフェ」と「桃あんみつ」が販売される。試作品が完成し、名前も決まった。
桃まつりは、飯坂温泉観光協会、同温泉旅館協同組合、飯坂町商工会の各青年部でつくる実行委員会の主催、同市観光開発の共催。時間は午前9時~午後4時で、入場無料。
桃パフェと桃あんみつの販売は午前9時半~正午が松月堂菓子店(松川町)、らったるった(飯坂町)、一味庵(飯坂町)の3店で、午後1時~同3時半が中野屋菓子舗(置賜町)と一味庵の2店。650円で、各店舗200食限定。売り切れ次第終了。1個に使うモモの量は昨年より増やすという。
松月堂菓子店はベリーのジャムと福島のモモを使い、いちごマカロンを丸々1個のせた。らったるったは杏仁豆腐に飯坂のモモをのせ、ロゴ入りごえもんクッキーを添えた。
一味庵は桃の葛(くず)寄せ、カステラ、こしあん、求肥とモモをてんこ盛りにした。中野屋菓子舗はモモとリンゴとベリーを組み合わせ、サブレやジュレ、コンフィチュールに加工してパフェにした。
桃まつりでは、モモの試食振る舞いや販売、ステージイベント、子ども遊びなどが催され、飲食ブースもある。鯖湖湯周辺ではメダカ、スーパーボールすくいやマルシェも開催される。パルセいいざかの駐車場が利用できる。問い合わせは飯坂温泉観光協会(電話024・542・4241)へ。