飛行機レースの国際大会「エアレースＸ」２０２４年シリーズに参戦している福島市のエアレースパイロット室屋義秀（５１）は６日、同市のふくしまスカイパークで、第２戦のフライトを報道陣に公開した。予選２本目のタイムアタックでは予選暫定１位の６０秒０５８を記録。室屋は「きょうはコンディションも良く、今のベストのフライトができた」と手応えを語った。
第２戦は８月３０日に始まった。今月８日までに出場選手各自の拠点で、同じレイアウトに設定されたコースを飛び、予選２本、準々決勝、準決勝、決勝の計５本のタイムを計測する。予選のタイムでトーナメントを決め、１対１のノックアウト方式で順位が決まる。
室屋はこの日、予選２本目と決勝のタイムアタックを行い、５本全ての計測を終えた。室屋は「攻めてタイムを刻んできたので、あとは結果を待つのみだ」と胸を張った。
予選の結果は大会の公式サイトで随時更新され、８日にトーナメントが確定する。準々決勝、準決勝、決勝のフライトは１５日午後１０時に大会公式ユーチューブチャンネルで公開される。
エアレースＸには６カ国から８人が出場している。計３戦行われ、毎回順位に応じてポイントが付与される。その合計が最も高い選手がシリーズ王者となる。５月に行われた第１戦で、室屋は２位（２６ポイント）だった。
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