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玄葉氏は野田氏支持、小熊氏は泉氏の推薦人に 立憲民主党代表選

09/08 08:00

 立憲民主党代表選を巡り同党の本県関係国会議員4人のうち、玄葉光一郎元外相(衆院福島3区)は野田佳彦元首相、県連代表の小熊慎司衆院議員(福島4区)は泉健太代表を支持する意向を固めた。7日、福島民友新聞社の取材に明らかにした。

 玄葉氏は「政権交代を見据え、首相に必要な胆力、見識、人間性を備えた野田氏を支持する」と明言した。一方、玄葉氏は立候補に必要な推薦人集めが難航した吉田晴美衆院議員の推薦人に名を連ねた。理由について「女性や若手候補による幅広い論戦を国民に示す代表選にしなければならない。告示が迫る中で、吉田氏の陣営から繰り返しの要請を受け、代表選の構図全体を考えて推薦人になる判断をした」と説明した。

 小熊氏は泉氏の推薦人となり「(4月の)衆院3補選で3勝し、代表としての3年間で特段の失点もない」と手腕を評価した。県連代表の立場として「(泉氏に利するような)代表選に関する活動は控える。公正公平な代表選になるよう尽力する」と述べた。

 金子恵美衆院議員(福島1区)は支持する候補について「今の段階では決まっていない。各候補の議論を拝聴し、地元の党員とサポーターの意見を聞いて決める」とした。

 馬場雄基衆院議員(比例東北)は代表選挙管理委員会の委員を務めており「中立公正の立場を貫くため、どの候補を支持するかは明言することができない」としている。

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