秋季高校野球福島大会、きょう準決勝

　来春の選抜高校野球大会出場につながる第７６回秋季東北地区高校野球県大会は２８日、あいづ球場（会津若松市）で準決勝２試合が行われる。

　第１試合は、東日大昌平とふたば未来が対戦する。東日大昌平は準々決勝で接戦を制した。昨年、惜しくも東北大会出場を逃した悔しさを晴らしたい。対するふたば未来は終盤の勝負強さに加え、１度つながると止まらない打線が武器だ。初めて４強入りした勢いそのままに、東北大会の切符をつかみにいく。

　第２試合は、聖光学院と学法石川が戦う。４連覇を狙う聖光学院は３試合連続２桁安打２桁得点と打撃好調だ。４人の投手陣は誰が投げても試合をつくれる強みがある。ノーシードから勝ち上がった学法石川は２年連続のセンバツ出場に向けて王者に挑む。経験値の高い２年生バッテリーを中心に、攻守に安定感がある。

　第１試合が午前９時半、第２試合が正午開始予定。決勝と３位決定戦は２９日にあいづ球場で行われる。上位３校は、１０月１２日からヨークいわきスタジアム（いわき市）とあづま球場（福島市）で開かれる東北大会に出場する。