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イオン相馬、2027年春までに再開へ 22年の福島県沖地震で休業

09/28 07:45

解体が終わり、更地になっているイオン相馬店の跡地。店舗を建設し、2027年春までの営業再開を目指す=相馬市

 本県沖を震源とする2022年3月の地震の影響で休業が続いているスーパーのイオン相馬店(相馬市)について、イオン東北が2027年春までの営業再開を目指していることが27日、同社への取材で分かった。新しい店舗は、旧店舗と同じ場所に建設される予定。

 同店は1989年、ジャスコ相馬店として開店。地震で入居していた商業施設が破損した。修繕だけでは営業継続が困難となり、建物が解体された。

 同社の担当者は「店舗の詳細について社内で検討を重ねている。地域の皆さんの意見や要望を伺いながら地域に根差した店舗を目指していきたい」と話した。イオン相馬店の営業再開を巡っては、相馬市の立谷秀清市長が今年3月、再建を待ち望む地域住民の声などを記した文書を、イオン側に提出していた。

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