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台湾便、25年3月まで継続 福島県が発表、火・金曜日の週2便

09/28 08:45

 県は27日、福島空港と台湾を結ぶ定期チャーター便について、10月29日~来年3月28日の冬ダイヤでの運航継続が決まったと発表した。10月25日までの夏ダイヤと同様、火、金曜日に週2便が運航する。紅葉や雪を目当てにした多くの観光客の来県が期待される。

 県は台湾の航空会社タイガーエア台湾に夏ダイヤ終了後の運航継続を働きかけていた。県によると、4~7月の搭乗率が約7割だったことや、平地で雪が降らない台湾で人気が高いスキーや紅葉を目玉にした旅行商品の開発が進んでいることから運航継続が決まった。

 ただ、同社は格安航空会社(LCC)で大手に比べて運賃が安いため、来年の夏ダイヤ以降の運航継続や将来的な定期便化には、より高い水準の搭乗率が求められるとみられる。

 県は「旅行会社による旅行商品開発を支援して誘客、送客双方の効果を高め、搭乗実績を積み上げていきたい」(空港交流課)としている。

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